うけたまわる の意味・類語と例文

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うけたまわる の意味・類語と例文

 「うけたまわる」 の意味

うけたまわる承る)は、受けるの古語「うく」の連用形「うけ」に、受ける・もらうの謙譲語である「たまはる」(たまわる)が付いた言葉で、本来は身分が上の人から物などを「受け取って拝領する」という意味でした。しかし、遅くとも平安時代の中期までには、聞く・伝え聞くの謙譲語として立場が上の人の言葉や消息を「お聞きする」という意味も持つようになり、さらに、その指示・命令を「承諾する」という意味でも用いられるようになりました。また、すでに鎌倉時代の『方丈記』には、伝聞の意味で現代の文字遣いと同じ「承る」の表記が使われています。

現在、うけたまわるは、聞く、伝え聞く、承諾するの謙譲語として広く用いられています。ただし、原意が身分制社会において位の高い人から「受け賜る」・「受け給わる」ということですから、自分よりも立場が上の人に対して使用する言葉です。ビジネス上でも、立場・地位が同等程度の人に対して使用すると大袈裟な言葉遣いと感じられることがあります。

 「うけたまわる」 の例文

例文) 先生のご指導のお蔭で、ようやく原稿が上がりました。つきましては、一度お目を通していただき、忌憚のないご意見を承りたいのですが、明日にでも研究室へお伺いしてよろしいでしょうか。ご都合をお聞かせください。

※ 「承りたい」は、「お聞きしたい」よりも敬意の強い「お聞かせ頂きたい」というニュアンスです。

例文) 営業所の者から部長がご病気で療養されていると承りましたが、お加減はいかがでしょうか。そちらへ伺った折には、ぜひまたお会いして元気なお姿を拝見したいと思っておりますので、くれぐれもお大事になさってください。

※ 「~と承りました」は、「~とお聞きしました」(伝聞)の意味です。「~と承っております」という使い方もできます。

例文) ご依頼の件、確かに承りました。明日にもそちらへお伺いして、お見積りとスケジュール調整のための詳しいお話をお聞かせ頂きたいのですが、ご都合はいかがでしょうか。

※ 「承りました」は、「お引き受け致します」の意味です。ビジネス上の習慣として、「お話を承りました」は単に「お聞きしました」、「理解しました」という意味ですが、「~の件、承りました」と言えば、「お引き受け致します」の意味になります。

 「うけたまわる」 の類語の例文

例文) シアトルへは家内と3歳の息子を伴って赴任するつもりでおります。つきましては、吉川さんが赴任されていたころのシアトル支店の業務や現地での生活のことなどお聞かせ頂けないでしょうか

例文) 銀座店再建に当たられたときのご活躍につきましては、工藤様の部下でいらっしゃった社員の方々より、かねがね伺っておりました。ご本人にお会いできることを心待ちに致しております。

※ 「伺う」は、「聞く」の謙譲語です。ここでは、伝聞の意味で使用しています。

例文) ご注文の件、すべて承知致しました。後ほどお見積書をメールにてお送り致しますので、ご確認のほどよろしくお願い申し上げます。

※ 「承知」は、承諾した旨の謙譲語です。

例文) 追加工事の件ですが、喜んでお引き受け致します。工期につきましては、部内で検討の結果、検査期間を含めても竣工予定日までには十分に間に合うと判断致しましたので、延長の必要はございません。

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