「頑張ります」の言い換えの例文

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ビジネスのシーンでは、自身のやる気がある様子を相手に伝える場面が多々あります。近しい人が相手であれば「頑張ります」と言うだけで伝えることができますが、相手が目上の方である場合や、フォーマルな場である場合には何となく幼稚な表現に思えるものです。ここでは「頑張ります」という気持ちを表す、他の言い換えについてご紹介します。

精進します

「一生懸命に努力を重ねます」という意味を持つ言葉です。元々は「ひたむきに修行に励む」という様子を表す言葉でした。そのため、現代の「精進します」にも高見を目指すニュアンスが強く含まれています。意志の強さやストイックさを伝えたい時にはピッタリの言葉です。

この度は、お褒めにあずかり誠に恐縮でございます。今後も御社のお力となれるよう、日々精進して参ります。

尽力します

「力を尽くす」という文字通り、持てる限りの力を尽くして貢献するという意味です。尽力という言葉には「自分以外の人のために努力を重ねる」というニュアンスがあり「尽力します」というだけで「あなたのために頑張ります」という内容を伝えることができます。自分のために頑張るという場合には使われません。

今後もご満足いただける商品をお届けできるよう、社員一同尽力して参ります。

鋭意努力します

「努力します」は日常的に使われる意味と同じです。「鋭意」とは気持ちを集中させて励む様子を指します。「気持ちを込めて頑張ります」という気持ちを「鋭意努力します」と言い表すことができるのです。「努力します」だけだと、相手や状況によっては「やれるだけやってはみますが、期待しないでください」という意味に取られることもありますが、「鋭意努力します」と言えば誤解を招く心配はなくなります。

不必要な残業時間の撲滅に向けて、各自鋭意努力してください。

不退転の決意で臨みます

格式のある表現で「頑張ります」という気持ちを表したい時に使える言葉です。まず「不退転」というのは「途中で挫折しない」という意味です。つまり「途中で挫折してしまうような、弱い気持ちではなく、必ず成し遂げるという強い決意を持って事に臨みます」という意味になります。後には引かない、挫けない、という強い気持ちを表すことができる言葉です。

この状況を打破するべく、新商品の開発には不退転の決意で臨みます。

全身全霊を捧げます

「自分の身も心も全て捧げる覚悟で頑張ります」という意味です。持っている体力、気力の全てを使って事に臨むという強い決意を表すことができます。言葉のニュアンスから、この言葉は何度も使えるものではなく、ここぞという時にだけ使うようにしましょう。あまりに軽々しく使ってしまうと、逆に皮肉として受け取る人もいます。

私は、自社の業績回復のためであれば、全身全霊を捧げる覚悟でございます。
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