退職・転職のご挨拶例文

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これまで勤めて来た会社を、退職する時、社内の人へはお知らせやご挨拶の機会は多いものです。しかし、仕事でこれまでお世話になった社外の方へはなかなか言い出せなかったり、表だってお伝えすることができない場合もあります。せっかく出来たご縁が退職や転職を機会に途切れてしまうのはさみしいものですよね。そこで、社外の人へ転職や退職のご挨拶をする際の例文をご紹介いたします。今後の仕事でまたお世話になることもあるかもしれません。誠意を持って失礼のないようにご挨拶をしましょう。

依願退職の場合のご挨拶例文

思うところあって、自分から退職や転職を希望した場合の例文です。ご挨拶を書く時点で次ぎの仕事が決まっていなくても書くことはできます。現在の仕事での連絡の行き違いを防ぐためにも、できるだけ早い段階でお知らせするよ良いでしょう。

拝啓 新緑の候いよいよ御清栄の段大慶に存じます。
 さて、私儀このたび一身上の都合により株式会社田中書店を退職いたしました。
在職中は公私ともに格別のご芳情を賜り厚く御礼申し上げます。
 身の振り方が決まりましたとき改めてご挨拶申し上げますが、何卒今後ともよろしくお願い申し上げます。
 まずは暑中をもちまして退職のご挨拶とさせていただきます。   敬具

結婚退職の場合のご挨拶例文

結婚を機に退職や転職することもあります。結婚を前面に出しすぎてしまうと、先方へ気遣いを煽るような文章になりやすいので注意しましょう。これまでのお礼を中心に書くと好感の持てる文章になります。

拝啓 寒が明けましたものの寒い毎日が続いておりますが、お変わりなくお過ごしのことと存じます。
 さて、まことに突然ではございますが、私この二月末日をもちまして結婚のために鈴木商事を退職いたすことになりました。
 5年間の在職中はひとかたならぬお世話になり、感謝の言葉もございません。親しくお礼を申し述べる折がなく、失礼とは存じながら書中をもちまして退職と結婚のご挨拶とさせていただきます。今後ともご指導ご鞭撻のほど何卒お願い申し上げます。  敬具

定年退職の場合のご挨拶例文

最近では早期定年退職をする人も増えています。定年まで勤め上げたというのは、一般的におめでたいことですので、ご挨拶分もしんみりとし過ぎないように意識をして書くと良いでしょう。

拝啓 春光うららかに花便り相次ぐ季節となりました。○○様には一生ご健勝にお過ごしのことと拝察いたします。
 さて、私こと、この三月末日をもちまして株式会社佐藤商事を定年退職いたしました。
在職中は行使にわたりまして一方ならぬお世話にあずかり、おかげさまで不才の身ながら大過なく勤務を続けることができました。
改めて心より御礼申し上げます、ご恩は終生忘れることができません。
今後につきましては、これまでの人生を顧みながら第二の人生を踏み出したいと存じております。
 今後とも変わらぬご厚誼を心よりお願い申し上げます。
 まずは書面をもちまして御礼と退職ご挨拶まで申し上げます。   敬具
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