社内提案書の例文

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社内の業務改革などの意見を上司に伝えたい時は提案書を作成して提出するのが一般的な流れです。「こうしたい」という要望を提案書にすることで、上司は具体的な検討をすることができます。問題点や現状の課題を改善するためには欠かせない書類です。難しく書く必要はなく、状況を知らない人が読んでも理解・想像ができるように書くことを心がけると良いでしょう。

オフィス環境改善の提案書例文

現場の社員からの要望の中から、担当者が改善した方が良いと感じたことを提案書にまとめます。ここでは、オフィス内で社員が使用しているデスクチェアについての提案書例文をご紹介します。

新オフィスチェア導入の提案
平成○年○月○日

総務課部長
川島一郎様

オペレーション部 島田景子

新たなオフィスチェア導入についてのご検討をお願い申し上げます。当社オペレーション部スタッフは、常時パソコンデスクにて業務を行っており、1日8時間以上座っている状況です。そしてそのオフィスチェアが旧式のものであるため、腰痛や体調不良を訴える者が多数おります。このままでは近い将来、スタッフの健康被害が原因で当社の業務に大きな支障をきたすことになりかねません。

現状

  1. 現在使用しているオフィスチェアは購入から10年以上が経過しており、傷みも激しく、また背もたれ部分が硬いものです。劣化によりしなりもなく、腰や背中への負担が大きくなっています。
  2. オフィスチェアに関して、スタッフからも意見が出ています。お客様対応がたてこみ、デスクに長時間座った翌日などはマッサージサロンの予約をするスタッフも多いようです。

改善案

オフィスチェアの一新。
大手通販企業の「お買い物便」では、腰や背中に負担がかからないオフィスチェアに一新したところ、業務効率が上がり、売り上げの増加に繋がっています。

以上

提案書には、いくつか種類がありますが主な提案にはこのタイプで対応することができます。提案書を受け取った上司が行動を起こしやすいように、具体的に何をして欲しいのかという要望をストレートに書くようにしましょう。また、改善案には他社の事例などを出し、改善によって得られる結果について記載すると効果的です。必要に応じて資料やカタログ、社員アンケートの結果などを添付しておくと良いでしょう。
また、意識的に数字やデータを盛り込んで提案の内容に信憑性を出すことも大切です。数や年数、おおよその金額なども書き添えておくと良いでしょう。

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